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受験対策で始めた小論文講座
私が生涯一度だけ受講した通信講座は、私にとって、かけがえのない財産となりました。それは「大学の受験小論文講座」。
当時の私は、翌年の「共通一次試験」を控え、「四当五落(睡眠時間を4時間に削れば合格できるが、5時間も寝ていては合格はおぼつかない)」の真っ只中。
「勉強時間」の確保はもちろん、「いかに効率的に勉強をするか」に腐心していました。
しかし、どうにも進まなかったのが「小論文対策」。
今のように小論文がまだ重視されていなかった昔のこと。
学校の補習は、国語の先生による「誤字脱字チェック」「接続詞チェック」のようなものでしかなく。
テーマをもらっていくら書いても「上達の手応え」が感じられず、焦りが加速するばかりでした。
そんな時、ある受験雑誌で見かけたのがこの講座。
「溺れる者は藁をもつかむ」。
そんな心境で飛びつきました。
最初に「ペンで真っ赤に染め上げられた添削」を見た時、そこに込められたエネルギーに、まず心を揺さぶられました。
そして、「受験生は自分だ…せめて、この先生と同じくらいは真剣に考えないと」と心底思いました。
そんなつながりが「絆」と感じられるまでに時間は要らず。
毎回のアドバイスに「受験テクニック」以上のものを感じられた私は、「受験小論文」を越え、ものを書くことが好きになりました。
求めよ、さらば、開かれん。
通信講座にはそんな夢が詰まっていることがあるかもしれません。